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結納と料理

結納と料理というと、お茶を濁すという非常にお祝いの席にふさわしくない言葉をイメージさせるため、結納などの、おめでたい席では煎茶を使わずに、桜茶を出します。


結納の料理に出される、桜茶というモノは八重桜の塩漬けにお湯をそそいだお茶のことで、器のなかで八重桜がフワリと開き、いかにも華やかで、いかにもお祝いの席にふさわしいモノなのですが、飲み慣れていない方も多く、食事に合わなければ他の飲み物でも良いでしょうし、両家の承諾が有ればお茶でも構わないのですけどね。


結納の料理にだされる桜茶に八重桜を使うのは、花びらがバラバラになりにくいから、お祝いごとで桜の花の中でも散ると言うイメージを抱かせにくいようにという配慮からで、逆に昆布茶を使うことも多く見かけられます。


結納の料理自体は、基本的には日本料理が多く、とりあえず両家の家族の好き嫌いを考慮しておけば問題はないのでしょうが、実際には縁起を担ぐということがお茶に現れるように何かとメニュー的にはおいしさより縁起物が多く含まれています。


現代の習慣に合わない結納の料理が多いと感じる方は、別に両家の意思が統一されているなら、あくまでも食事会を重視して、核家族が好きなメニューで固めても問題は無いとも言えますし、何より大切な顔合わせを兼ねた食事会なのですから、楽しい雰囲気になるように考えても良いことでしょうね。

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